米倉涼子(42)主演のテレビ朝日系ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜午後9時)の9日第5話視聴率が20・8%(関東地区)だったことが、10日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は20・9%、第2話は19・6%、第3話は19・0%、第4話は19・1%と、前評判通りの高視聴率で独走している。

 米倉演じる「私失敗しないので」が決めぜりふの天才外科医・大門未知子の人気シリーズ第5弾。過去4シリーズの平均視聴率は、19・1%、23・0%、22・9%、21・5%と、揺るがない高視聴率はさすがだ。今回、新キャストとして永山絢斗、陣内孝則、草刈正雄が参加。また、田中圭と段田安則が第1シリーズ以来の復帰。豪華布陣で今作もどれだけ記録を伸ばすのか、注目される。 

 第5話は、将棋ロボットと対局中だった若き天才棋士・五反田五郎(間宮祥太朗)が、腕のけいれんを起こして東帝大学病院に運び込まれた。脳腫瘍の可能性が高いが、MRI画像では断定できない。緊急カンファレンスが行われるが、血液検査はすべて正常で、診断は暗礁に乗り上げる。そのとき鳥井(段田安則)が、人工知能診断システム「ヒポクラテス」の診断結果を提示。そのデータをもとに脳膿瘍だと特定する。大門未知子(米倉涼子)は反論するが、未知子にも病名までは特定できず…、という内容だった。