故エルビス・プレスリーの娘リサ・マリー・プレスリー(50)が、プレスリーの死から41年が経過した今、ついに父との共演を果たしたことがわかった。

 米情報サイトRadarOnlineによると、今年8月、プレスリーが生前、録音していたボーカル・トラックを利用して制作された、ゴスペル曲を集めたニューアルバム「When No One Stands Alone」が発売となるが、リサ・マリーは同アルバムのタイトル曲で、父プレスリーの歌声と自分のボーカルをミックスすることで、親娘のデュエットを実現させたという。

 リサ・マリーは記者会見の席上、「父と一緒に歌うのは、とてもパワフルで感動的な経験でした。歌詞も私の魂に響きました。天国の父にも、同じように響いたと確信しています」と語ったという。

 リサ・マリーは元資産管理マネジャーの失策により、プレスリーの全遺産110億円を使い果たしたと主張していると報じられており、現在、元資産管理会社およびマネジャーを訴え、泥沼の訴訟の真っ最中だ。

 また、4番目の夫マイケル・ロックウッド氏とは離婚係争中で、同氏が要求する多額の配偶者手当をめぐり争っている。

 同サイトは、リサ・マリーは巨額の借金を埋めるため、暴露本の出版も計画しているとの臆測も流れていたが、「どうやら父との共演でもうけることを選んだようだ」と報じている。(ニューヨーク=鹿目直子)