俳優坂東龍汰(21)が24日、都内のNHKで、主演するBSプレミアム特別ドラマ「花へんろ特別編 春子の人形」(8月4日午後9時)の会見に、共演の芦田愛菜(14)中西美帆(29)と出席した。

 昨年亡くなった脚本家早坂暁さんが、13歳で亡くなった自身の妹への思いを投影した兄妹愛と戦時下に必死に生きる人間の強さを描いた早坂さんの遺作。

 初主演の坂東は「初めての主演がこの作品で幸せです」とあいさつした。撮影当初はガチガチに緊張していたとしたが「監督が『主役は白米でいい。白いご飯でいろ。脇を固めている人が具になって、おかずになっていい作品になるから』と言ってくれ、気持ちが楽になり、リラックスできました」と紹介した。

 また「戦争には悲惨な印象があると思いますが、その中でも生きざるを得ない、生きようと頑張る人がいた。つらい、悲しいシーンもありますが、未来は明るい、希望があるというシーンもたくさんあります。そこを見てほしい」とPRした。

 主人公の妹を演じた芦田は「早坂さんの故郷の愛媛・松山が美しく描かれ、作品全体に昭和の雰囲気が感じられる作品。早坂さんの思いがたくさん詰まった作品に参加させていただいてうれしい」。主人公の恋人を演じた中西は「戦争に負けて悲惨な状況でも、人間には力強く生きる強さがあることを感じました」と語った。