俳優野村周平(24)主演のフジテレビ系連続ドラマ「結婚相手は抽選で」(土曜午後12時)の13日放送の第2話の視聴率が3・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と15日、分かった。前週の2・8%から、0・6ポイントアップした。

野村が演じるのはオタクで、過度の潔癖性で、女性に全くモテないのシステムエンジニア宮坂龍彦。ところが、少子化対策のために「抽選見合い結婚法」が制定され、25歳から39歳の独身男女は、抽選でお見合いをしなくてはならなくった。

家柄が良くて広告代理店勤務のイケメン嵐望を演じる大谷亮平(38)は「育ちの良さが、僕と全然、共通していません。料亭にレストランのシーンで、ナイフとフォークの使い方とか、品の悪さが出ないように、自然に見えるようにとか大変です」と苦笑い。順調に行っていたはずの恋人の冬村奈々(高梨臨)に結婚願望がないことを告げて別れたことについては「僕とは共通していません。悪い人じゃないんだろうけど、中盤から女性スタッフに『悪い人なの?』という目で見られるようになって来ました」と話している。

13日放送の第2話では政府は「抽選見合い結婚法」を試行した。提出書類を前に龍彦(野村)は「見合い相手に対して1つだけ、希望条件の記入ができる」という項目に何を書くべきか悩んでいた。看護師の鈴掛好美(佐津川愛美)は、酒乱の父親に苦しんできた母を反面教師に「飲酒をしない人」と記入。広告代理店勤務の嵐望(大谷)は「母性の強い人」。嵐望にふられた、ラジオ局局勤務の冬村奈々(高梨)は、祖母から、できるだけ難しい条件を書いて無効に持ち込む作戦を取るべきだと言われていた。

抽選見合いの当日、最初の見合い相手を前に心臓が高鳴る龍彦。しかし相手は、龍彦のスマホのアニメの待ち受け画面を見た途端に引き気味。突然、おなかを押さえて体調不良を訴えると、足早に帰ってしまった。案の定、抽選見合い事務局を通じその相手から「性格の不一致」と断られた龍彦は、しゃべってもいないのにと落ち込むのだった。