「東京ドラマアウォード2018」授賞式が25日、都内で行われ、田中圭(34)石原さとみ(31)吉田鋼太郎(59)阿川佐和子(64)らが出席した。

テレビ朝日系「おっさんずラブ」で主演男優賞を受賞した田中は「18年の俳優生活の集大成と思ってやっていたけど、実はスタートだった。まだまだ良い現場を作れるとか、もっともっと楽しめることがあるという感情が湧いてきた」と話した。

同作で共演した吉田は、助演男優賞を受賞した。「ヒロインとして演じました」と会場を笑わせた。「演じたことがない役だったので、入る前は悩んだけど、いざ撮影が始まると自分の中にあった女性の部分に気付いて。それからは、自分の性格でやればいいんんだって思いました」と告白した。

TBS系「アンナチュラル」で主演女優賞を受賞した石原は、同作を「誇りです。あんなに無理をしないでお芝居できた作品はありません。自分自身、心から好きだと言える作品です」と宣言した。タイトルこそ「アンナチュラル」だが、「ナチュラル」に演じられたことを強調した。

TBS系「陸王」で助演女優賞を受賞した阿川は、「なんかみなさん、間違ってるんじゃないかなって。今でも信じられなくて、どう受け止めていいのか、悩んでいます」と感想を述べた。「私の仕事は基本的に受注生産なので、オファーを受けた仕事は精いっぱいやります。だから、次に役者仕事のオファーがないならそういうことです。ハリウッドですか? ないない」と笑った。