アルコール依存症の治療のためリハビリ施設に入所していた米俳優ベン・アフレック(46)が、このほど仕事復帰を果たした。

今月初めに約40日間に及ぶ依存症の治療を終えたアフレックは、ロサンゼルス郊外サンペドロで新作映画「トーランス」の撮影に参加している姿がキャッチされた。

女優ジェニファー・ガーナーとの離婚も成立したタイミングで、アフレックが演じるのは、アルコール依存症によって妻と離婚することになった元バスケットボールのスター選手。高校の弱小バスケチームのコーチとして再起を図るストーリーは、自身の私生活とリンクした内容で話題になりそうだ。

私生活では、離婚申請後も公私ともに支えてくれたガーナーにビジネスマンの新恋人がいることが報じられたばかりだが、アフレックは顔色もよく、落ち着いた様子で現場入り。離婚した元妻を演じる女優ジャニナ・ガバンカーと笑顔で談笑する姿なども見られたという。

長年アルコール依存症と戦ってきたアフレックは、インスタグラムで家族や友人、ファンらの支援に感謝をし、「生涯にわたる困難な戦いになる」と治療について語っていた。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)