6日、米ハリウッドの観光名所ともなっている「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム(名声の歩道)」に、米俳優マイケル・ダグラス(74)の名前を刻んだ星型のプレートが埋め込まれ、殿堂入り記念式典が行われた。

米情報サイトE!などの報道によると、ダグラスの父で俳優のカーク・ダグラス(101)も車椅子で祝福に駆けつけていたが、ダグラスはスピーチの中で、「父もここにいます。あと1カ月で102歳になるんです!お父さん、来てくれて本当にありがとう。アドバイスや励ましをありがとう。あなたの息子であることに誇りに思います」と感謝の言葉を述べたという。

また、15歳と18歳になる2人の息子たちと出席していた妻キャサリン・ゼタ・ジョーンズに対しても、「もうすぐ結婚18周年記念を迎えます。最高の18年間をありがとう!」と感謝。

さらに、俳優としての50年間のキャリアについて触れ、「星を獲得するのに、なぜこんなに時間がかかったのか?と何度も聞かれた。素晴らしい名誉です。もう若くないし、妻や子供たち、ひ孫たちとも喜びを分かち合いたい」と語ったという。会場には友人のジェーン・フォンダ、アンディ・ガルシアらも祝福に駆けつけていた。

ダグラスは1987年に映画「ウォール街」でアカデミー主演男優賞を受賞している他、ヒット映画「危険な情事」(1987年)など数々の作品に主演。映画の製作にも数多く、携わっている。(ニューヨーク=鹿目直子)