タレント三宅裕司(67)が座長を務める「熱海五郎一座」の公演「翔べないスペースマンと危険なシナリオ~ギャグマゲドン mission~」(5月31日初日、東京・新橋演舞場)の制作発表会見が11日、都内で行われた。

30日後に巨大隕石(いんせき)が日本に衝突するという危機が判明。地球を救うために集められた宇宙飛行士や天文学者らによるドタバタ喜劇だ。

三宅は「映画『ハルマゲドン』のパロディーです。でも、入り口はそこでも、その後でどこまで飛んでいくのか…。ワイヤ訓練のフライングもあるし、間違いなく面白い」と自信を見せた。

ゲストの高島礼子(54)が「アドリブが苦手なんです」と不安そうな表情を見せると「台本通りにやれば大丈夫」。安心させた後で「でも、台本に『よろしく』と書いてあったらよろしくね」と笑いも取った。もう1人のゲスト橋本マナミ(34)との「女同士の戦い」もあるという。

三宅は1月3日にスキーで転倒し、左大腿(だいたい)骨転子部を骨折。この日も松葉づえを使っていた。「ボルトが入っていて、まだ骨が完全にくっついていないから、力を入れてはいけないと言われている。痛みはないし、4月にはつえが必要なくなる。稽古開始までには全快をして、舞台上で飛び回れるようになっていると思います」と、ファンを安心させた。

舞台に出演する渡辺正行、小倉久寛、春風亭昇太、Take2の東貴博と深沢邦之も登壇した。