お笑いタレントのぜんじろう(51)が、男女6人組グループAAA(トリプル・エー)のリーダー浦田直也(36)が泥酔状態で面識のない女性への暴行容疑で逮捕された事件について、ピエール瀧被告の麻薬取締法違反に比べて「遥かに重い」との考えを示した。

ぜんじろうは、瀧被告をめぐるワイドショーなどの過熱報道に「麻薬の不祥事くらいで、ここまで騒いで、たたいて、ましてや容疑者でもないメンバーのツイートの中身をあげつらって、正義面でこんなにたたいて商売してる番組を平気でやってるほうが“社会人として大丈夫なのか?”」とツイートしたことで話題になった。

今回、浦田の逮捕については同様のコメントをしなかったことから、元衆議院議員でタレントの東国原英夫(61)からツイッターで「『たかが、酒に酔って暴力振るったくらいで大騒ぎしやがって、仲間・グループが謝罪する必要は一切無い!!』と声高に主張しない不思議」などと指摘された。

これを受け、ぜんじろうは23日、「ピエール瀧氏とAAA浦田氏とは、まず犯した罪の『質』が違います。僕は、直接的な被害者のいるAAAのケースのほうが遥かに重いと考えますので、『暴行くらいで騒ぎすぎ』とは思わないです」と東国原に反論。「ただ、AAAの他のメンバーが世間一般に対して謝罪しろ、とは僕は思いません(するのは自由ですが、誰になぜ謝罪しているのか?)。メンバーに罪はないです。ただ、チケットを買ったファンやグループとして契約を交わしている制作会社、スポンサー等にメンバーが『直接謝罪する』のはよく分かります」と私見を述べた。