ウーマンラッシュアワーの村本大輔(38)が、俳優の佐藤浩市(58)を非難した作家の百田尚樹氏(63)らに対し、「違う考えに臆病でストレスに弱い三流愛国者達」と痛烈に皮肉った。

佐藤は9日発売の漫画雑誌「ビッグコミック」(小学館)のインタビュー記事で、24日公開の映画「空母いぶき」で演じる総理大臣役について語り、その発言が安倍晋三首相をやゆしていると一部で受け取られ、ネットで炎上している。

百田氏はツイッターで佐藤を「三流役者が、えらそうに!!」と罵倒。「私は自分の作品の映画化に関して、キャスティングに口出ししたことは一度もない。しかし、もし今後、私の小説が映画化されることがあれば、佐藤浩市だけはNGを出させてもらう」と怒りをあらわにした。

百田氏のツイートはネット上で話題になっており、村本も言及。「一流モデルが辺野古の自然を守ろうと言えば『おれがスポンサーならCMおろす!』と怒り、一流役者が『体制側の立場を演じることに抵抗感がある、ストレスに弱くおなかを壊す設定にした』と言えば『映画には二度と出さない!三流役者が』と怒る」と、タレントのローラに対する高須クリニック高須克弥院長の発言も引き合いに出し、「違う考えに臆病でストレスに弱い三流愛国者達 by一流芸人」と皮肉を込めた。