NHK木田幸紀放送総局長が22日、都内の同局で定例会見を行い、視聴率が14週連続で1ケタとなっている大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺」(日曜午後8時)について「悪くてもこのへんで止まっているのかな、という感じはある」と話した。

4月28日には大河ドラマ史上ワーストとなる7・1%を記録。直近の5月19日放送分も8・7%と低空飛行を続けている。

木田総局長は「見たことがない大河ドラマ。この先しょっちゅう作れる大河ではない」と評価し「それだけに、なじみにくい、分かりにくいなどのご意見もいただいているが、脚本の宮藤官九郎さん、出演の中村勘九郎さんをはじめ、最初にこういうものを作ろうと思ったゴールを最後まで追求してほしい」とした。