押田岳(22)が19日、東京・福家書店新宿サブナード店で、初写真集「岳歩-がくふ-」(主婦と生活社)の発売記念イベントを開催した。

押田は、16年ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞、17年放送のテレビ朝日系特撮シリーズ「仮面ライダージオウ」に出演し注目を集める若手俳優。「正直、自分の写真集が出ることが信じられないです。誰が買ってくれるんだろうと率直に思います」と照れ笑いを浮かべつつ、「この写真集で僕という人間を知ってもらえれば」とアピールした。

香港で撮影を行い「人も優しくて、きれいな街でした」と振り返った。お気に入りのカットは、白いシャツがはだけて上半身があらわになった1枚。鍛え上げた腹筋を披露している。半年間のジム通いの成果が出たといい「努力が見せられて、やったかいはあったかな」と笑顔を見せた。

「ジオウ」では主要キャラの明光院ゲイツを演じた。本格的な撮影は初めてで、「お芝居の技術から人との接し方まで、勉強させてもらいました」と感謝した。時代劇が好きで、今後は侍役に挑戦したいといい「石田三成をやりたい。悪者に描かれがちだけど、一番芯の通っている男だと思う」と意欲を見せた。