首相主催の「桜を見る会」に反社会的勢力が出席していたとの疑惑をめぐり、落語家の立川志らく(56)は闇営業問題で吉本興業から契約解消された雨上がり決死隊宮迫博之(49)らの騒ぎを引き合いに出し、「どちらがタチが悪いかわかるよね」と問いかけた。

志らくは27日、ツイッターを更新。「反社と写真を撮っただけで芸能人と違ってお金をもらったわけじゃないから政治家は謹慎する必要ないという人がいるが、お金はもらっていないが税金を使った催し物にそれらの人を招いたのです」と指摘。「芸人は芸をやって金をもらうのが仕事。どちらがタチが悪いかわかるよね」とした。

菅義偉官房長官は22日の会見で、首相主催の「桜を見る会」に反社会的勢力が出席していたのではないかと野党が指摘している問題を問われ、可能性を否定しなかった。「そういう方が入っていたという(指摘がある)ことはそう言われても仕方がない」と述べた。