MDMAを所持したとして麻薬取締法違反容疑で逮捕された女優沢尻エリカ被告(33)が6日、勾留先の東京・警視庁湾岸署から保釈された。

この日、同容疑で東京地裁に起訴された。沢尻被告の弁護士側は保釈請求を行い、保釈保証金500万円を現金で納付した。

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沢尻被告の今後について、川崎つばさ法律事務所の川畑さやか弁護士は「1月下旬から2月上旬頃に初公判が開かれる。即日結審し、その約2週間後に判決公判が開かれるのが一般的なスケジュール感」と述べた。量刑については「懲役1年から1年6月、執行猶予3年くらいになるのでは」と推測した。また裁判までの期間については「薬物依存の治療などをするのではないでしょうか。再犯防止の観点から裁判官へのアピールにもなる」とした。