第61回日本レコード大賞(日本作曲家協会など主催)の発表会が30日、東京都渋谷区の新国立劇場で開かれた。同大賞は5人組小中学生ユニットのFoorin(フーリン)が「パプリカ」で初受賞。史上最年少での受賞となった。

小学生のため、発表時にはすでに帰宅していたもえの(小6=11)は、安住紳一郎アナから受賞を告げられ、電話越しに「ありがとうございます。すごくうれしいです。本当に皆さんに感謝の気持でいっぱいです」と涙声で喜びを語った。

同曲はシンガー・ソングライター米津玄師が作詩、作曲、プロデュースを手掛けた。

◆Foorin(フーリン) 2020に向けた応援ソングとして米津が作詞・作曲し、プロデュースを手がけた男女5人組の子どもユニット。メンバーはメインボーカルのひゅうが(中1=13)、もえの、コーラス&ダンスのたける(中1=13)、りりこ(小4=10)、ちせ(小3=9)。「パプリカ」を歌い踊る5人の姿を、米津が「風鈴」に例えて命名。