元俳優の高知東生氏(55)が、これまで歩んできた壮絶な半生を振り返るとともに、「ヒモ」とささやかれたことへの思いをつづった。

高知氏は14日、ツイッターを更新。「17歳でオフクロが自殺した時に親父が実の親父じゃなかったと知った…」と、自身の生い立ちについて書き出し、「壮絶な生い立ちとよく言われるが、あの頃は生きるだけで精一杯で、壮絶なんて考えもしなかった…最近になって、そうか俺の生い立ちは壮絶だったのかと知った…壮絶の最中に壮絶だと気づかなかったから生き延びられたのかもな…」との思いをつづった。

15日のツイートでは「俺、人一倍働いたし、それなりに稼いでいたんだけど、なぜかずっと世間から『ヒモ』って言われて、すごく悔しかった」と、当時の心境を吐露。「今思えば、俺のこと知らない人、嫌いな人に悪口言われても、自分に自信があれば気にせずにいられたんだよね。悔しくて、怒ってたのって結局は自分で自分を傷つけてたんだよな!」とつづった。

高知氏は16年6月に覚せい剤取締法と大麻取締法違反の容疑で逮捕され、同年8月に、当時妻だった女優の高島礼子が離婚を発表。同9月に懲役2年執行猶予4年の判決を受けた。現在は薬物依存からの回復に取り組み、今年9月に執行猶予が開けることから、芸能活動を再開するかどうかも注目されている。