ザ・ドリフターズのメンバーでタレントの志村けんさん(本名・志村康徳=しむら・やすのり)が29日午後11時10分、新型コロナウイルス肺炎のため亡くなった。70歳。所属事務所が30日に発表した。「東村山音頭」「カラスの勝手でしょ」「アイ~ン」など数々のギャグを生み出し、国民的な人気タレントとして活躍した。葬儀・告別式は近親者で行う。

<悼む>

◆足立梨花(27) 完璧じゃない私を温かく見守ってくださり、コントで迷った時もさりげなく教えてくださり導いてくださいました。時にはアドリブをして、みんなが必死になってつないでいるのをニヤニヤ見ているおちゃめな一面や、音効1つにしても妥協をしないその姿、心からコントを楽しんでいる姿を間近で見ることができ、とても勉強になっていました。

◆野呂佳代(36) (ブログで)志村さんから「コントは喜劇なんだ」と学びました。初めてバカ殿の収録に参加して、うれしくて浮かれてやっていたら、その日のお食事会深夜3時 ひっそり、教えていただいたことです。コント、お芝居。ちゃんと計算された笑いと、アドリブ。直接教えていただけたことは、本当に一生大事な経験です。

◆多岐川華子(31) 誰もが知るこんなに素晴らしい志村けんさんと一緒にお仕事をさせていただけた事は人生の宝物です。次の収録も、収録終わりの楽しいお酒も、2度とないのだと思うと涙が止まりません。教えていただいたことを胸に頑張って行きます。