4月15日に新型コロナウイルスに感染し入院中のフリーアナウンサー赤江珠緒(45)がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「赤江珠緒たまむすび」(月~金曜午後1時)で5日、火曜パートナーを務める南海キャンディーズ山里亮太(43)が同アナの近況を報告した。

山里は、赤江に連絡した際、入院中に医療関係者を取材するなどし報告するジャーナリストとしての姿勢が評価されていることを「誤解が生まれ始めている」とした。その上で赤江に連絡し「否定しておくね」と言ったところ「やめて」と返されたと笑いながら明かした。

赤江は4月29日の放送で15日に感染後、熱が10日ほど続き、医師の勧めで再度、エックス線検査と血液検査を受けた結果、肺炎が判明し、感染11日目の同25日に即、入院したと報告した。また1日夜に同局で放送された「荻上チキ・Session-22」(月~金曜午後10時)にもメールを寄せ、アビガンを投与され「肺の状態が改善しています」と報告した。その上で、アビガンが投与される人、されない人がいることに臆測が飛び交っていると指摘し、アビガンを使用できるのは、アビガンの研究を行っている機関に研究対象グループとして申請した病院だけだと説明した。

赤江が入院中の病院で、医療関係者に取材しリポートするジャーナリストとしての姿勢が大きな反響を呼んでいる。山里は「何か赤江さんが、いろいろコメントとか、注意した方がいいですよみたいなことを、自分の体験を踏まえて発信しているのを聞いて、世の中の人が、ちょっと赤江さんがジャーナリスティックなんじゃないかなというね、誤解が生まれ始めていて、怖いですよね。ビックリして」とツッコンだ。その上で、「赤江さんに『ジャーナリスティック感が出ているから、そろそろ否定しておくね』って言ったら『せっかく出ているから、やめて』って」と赤江の言葉を紹介し、笑った。

山里は「赤江さんって、ネットを使って自分の情報を発信するのって『赤江通信』って言うらしいです。『Session-22』で出したこととか。朝の番組とかでもさ、取り上げられていて」と赤江の発信がラジオを超え、テレビでも紹介されていると指摘。その上で、赤江が「-たまむすび」の中で、採血の際に“勝負下着”を履いていなかったことについて「採血が1度だけ腕じゃなくて、太ももの付け根だったこともあって油断していたから1軍下着じゃなかった」と語ったことに触れ「そこ、読んでくれないんだね。何やってるんだって。あそこを神妙に読むのが一番グッとくる。そこなんだなぁ…らしさ、出せないもんね」と、テレビで下着の件が触れられなかったことに、若干の失望感をにじませた。