今月末に日本でツアーを行う予定だったアイルランド出身の歌手ギルバート・オサリバン(73)が、緊急事態宣言下の日本に向けて「Tomorrow Today」という曲の弾き語りをメッセージとして、エールを送った。

オサリバンは「皆さん厳しい状況の中、残念なのですが、今年の東京と大阪でのコンサートが中止になりました。しかし、いいお知らせもあります。来年改めてツアーをします! 日本にまた行けることをすごく楽しみにしていますし、皆さんに会えることも心待ちにしています。会場で会いましょう。さよなら! 皆さんのためにこの曲を特別にお届けします」と語り、「Tomorrow Today」を弾き語りで披露している。

オサリバンは71年に「ヒムセルフ」でアルバムデビュー。72年のシングル「アローン・アゲイン」が全米で6週連続1位の大ヒットとなった。今年のツアーはオサリバンとサポート・ギターの2人だけの聴かせる内容で、日本ではこのスタイルの公演は初めて。今年のツアーは来年5月27日に大阪・サンケイホールプリーゼ、29日、30日に東京国際フォーラムホールCに延期された。

ツアーの詳細および動画コメントは、7日午前10時に公演公式サイトで発表される。