7月31日に新型コロナウイルスの感染を公表した3人組バンド、アリスのドラム、矢沢透(71)が28日、レギュラー出演するMBSラジオ「ヤングタウン金曜日」(金曜午後10時)で仕事復帰した。

冒頭で矢沢は「心配をかけてすいませんでした」とリスナーにあいさつ。新型コロナ感染後、入院して治療に専念していたが、熱が下がり体調も回復したことで11日にPCR検査を受診。14日に陰性と判明した。スタジオに病院の陰性の証明書を持参した矢沢からは「サインしてプレゼント」とジョークまで飛び出した。

ボーカルの谷村新司(71)が「キンちゃん(矢沢)が入院し、ずっと治療している間、世の中も感染が増えたり、減ったり。みんな、心配していた」と話すと、矢沢は「高齢のうちの入るので」と続けると、谷村が「十分に入ってます」と苦笑。矢沢は「ええ、入ってます。みんな、重篤化しないか、後遺症が、残らないか。心配してくれた。これがいっさいなし」と報告した。

谷村は「キンちゃんも戻ってきてくれました。きょうからアリスの新しい日常です。ラジオを聞いているみなさん、この新しい日常を踏み出して参りたいと思います」と呼び掛けた。