東山紀之主演のテレビ朝日系ドラマ「刑事7人」(水曜午後9時)の9日第6話の平均視聴率が11・9%(関東地区)だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回は13・5%、第2話は11・6%、第3話は11・8%、第4話は12・0%、第5話は13・2%。

東山演じる天樹悠を中心に、個性派刑事たちが難事件解決に挑む人気刑事ドラマ。15年にシーズン1がスタートし、今年シーズン6を迎えた。

スナックで働く女性・一色朱子(野波麻帆)が自宅で腹部を刺され死亡する。天樹悠ら専従捜査班が臨場し室内を調べていると、血相を変えた野々村拓海(白洲迅)が飛び込んでくる。拓海が防犯カメラの映像を再生すると、慌てて立ち去る血まみれの青山新(塚本高史)が映し出された。

現場には青山のスマホが落ちており、凶器の包丁にも指紋が残っていた。他にこの部屋を訪れた人物はおらず、全ての状況が青山の犯行を示していることに専従捜査班のメンバーはぼうぜんとする。

殺人容疑で緊急手配が行われる中、青山から専従捜査班に電話がかかってくる。「記憶がない」と助けを求める青山だが、出頭するよう説得する仲間の言葉にショックを受け、「自分で何とかする」と言い残して電話を切ってしまう。