女優吉岡里帆(27)が21日、東京・新宿ピカデリーで映画「泣く子はいねぇが」(佐藤快磨監督)の公開記念舞台あいさつに出席し、役作りについて話した。

初めての母親役に「出産も経験したことがないので分からないことが多かったです」と振り返った。

一番苦労したことは、子供が“なかなか笑ってくれなかったこと”だったといい「変顔もしたんですけど…笑ってもらえなかったです」と苦笑し、「どうしたら子供って笑ってくれるんだろう、喜んでくれるんだろうってずっと考えていました」と明かした。

SNSなどの育児ブログや子育て日記をたくさん読んで勉強したといい「子供のリアクションだったり大変だったことや子供のためにケアしていることとか、そういうのを読むのも面白かったです」と話した。

同映画は、親になることからも、大人になることからも逃げてしまった主人公が、過去の過ちと向き合い、不器用ながらも青年から大人へ成長する姿を描く。誰もが経験する人生の通過点を圧倒的なリアリティーで描いた作品。

仲野太賀(27)柳葉敏郎(59)寛一郎(24)佐藤快磨監督も登壇した。