NHK大阪放送局は4日、今秋スタートの次々期NHK連続テレビ小説「カムカムエブリバディ」について、朝ドラ初出演となるSixTONESの松村北斗(25)、岡田結実(20)らの出演者を発表した。

同ドラマは、朝ドラ史上初めてヒロイン3人による物語。上白石萌音(23)、深津絵里、川栄李奈が、昭和、平成、令和と、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインにふんする。

松村は、上白石演じる昭和時代のヒロイン安子の運命を動かす男性役。雉真(きじま)繊維の社長・千吉(段田安則)の長男、雉真稔にふんする。家業を海外展開しようとする大学生の設定で、ヒロインに大きな影響を与える。

松村は、朝ドラ初挑戦に「本当にうれしい。キャラクターとして演じる稔と僕自身は大きく違います。しかし、台本を読んだ段階からこの役を満喫できる確信がありました。皆さんの朝の楽しみの一要因になれれば幸いです」とコメントを寄せた。

NHK大阪放送局によると、作品の制作途中ながら、この雉真家について「上白石さん演じる安子とひじょうに関わりの強い一家です」と説明した。

千吉の次男役の村上虹郎も朝ドラ初出演。安子の同級生で野球少年の設定で「朝ドラってこんなにまっすぐでまぶしいのかと、そのエネルギーの面食らってます」。

雉真家の嫁役の岡田結実は、良家育ちの上品な女性で、安子に冷たい態度をとる設定。岡田は初の朝ドラに「泣くほどうれしかった」と言い「その世界の1人として生きられることがもうすでに幸せです」と手放しの喜びよう。

千吉の妻役のYOU(56)も朝ドラ初出演で「お着物だったり、地方の言葉だったりもするので、まるで経験のないことばかりです」とコメントした。