フジテレビ榎並大二郎アナウンサー(35)が、同局系報道番組「Live News イット!」(月~金曜午後3時45分)の19日の生放送に出演し、新型コロナウイルス感染者の妊婦が入院できず自宅出産して赤ちゃんが死亡してしまったニュースを伝えた際、号泣する場面が放送された。

番組で榎並アナは「救えるはずの命が救えなくなっています」と話し、自宅出産で赤ちゃんが死亡したニュースのVTRに入った。榎並アナはVTR後、「妊娠8カ月といえば、赤ちゃんも1000グラムくらいまで育ってきているはずなんですよね。だから適切な…あの」と話したところで「ちょ…ごめんなさい」と言葉につまり涙声に。目を指で押さえながら「適切な医療を受けていれば…助かると…」と、声を絞り出すように伝えると、再びうつむいて号泣。「すいません」と小声で謝った。コメンテーターの柳澤秀夫氏が画面に映されて解説する間も、おえつの声が漏れた。

そして榎並アナは「本当に病床の確保と、地道な感染対策だなと思います」と、感情をあふれさせながら当該ニュースを締めた。その後、約10分のインターバルを経て画面に再登場。目を赤くしながらも、気丈に別の話題の報道を続けた。

榎並アナの妻でモデルの有村実樹は、今年2月に第1子を妊娠したことを発表している。