女優河北麻友子(29)とLiLiCo(50)が20日、都内で映画「DUNE/デューン 砂の惑星」(ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、10月15日公開)の日本最速試写会イベントに出席した。

原作は1965年に米作家フランク・ハーバートによって出版されたSF小説「デューン/砂の惑星」。

未来が見える能力を持つ青年ポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ=25)が宇宙帝国の皇帝の命令で一族と、そこを制する者が全宇宙を制すると言われる「砂の惑星デューン」に移住する。だが、それはわなでアトレイデス家と宿敵ハルコネン家の戦いが始まる。父を殺されたポールが全宇宙のために立ち上がり、戦いを挑むスペクタキュラーアドベンチャー。

河北は「壮大なスケールで、ポールがかっこいい。ほれぼれしました。すごい壮大なCGなんですが、とてもリアルに見えました」。LiLiCoは「原作は大分昔に、すごい先の話を想像しながら書いているので、どういう風に描くのかと思っていました。原作は映画『スター・ウォーズ』のヒントにもなっているから、まず、スター・ウォーズのファンが見なくちゃいけない(笑い)。ティモシーを初めて見た時は、かっこいいんですがかわいくて、おばさん(LiLiCo自身)もほれてしまうくらい。で、きれいだけど、汚れにもなれます。CGの時代だけど、こういう強い目がすごくいい」と話した。

コロナ禍で来日できないシャラメ本人からは、巨大スクリーンを通じてファンにメッセージ。「日本に行ける日を楽しみにしているよ」と呼びかけて、最後は「キュンです」と両手で“キュンですポーズ”を決めると、会場から歓喜のため息が漏れた。