プロ野球ファンで知られるタレント大竹まこと(72)が、19日に現役引退のセレモニーを行った西武松坂大輔投手(41)の偉業をたたえた。

大竹は20日放送の文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜午後1時~同3時30分)のオープニングで、アシスタントを務める砂山圭大郎アナウンサー(46)と松坂引退についてトークを展開。砂山アナは、1999年(平11)の松坂ルーキーイヤーから2年間、西武の番記者だったこともあり、スタジオでは思い出話に花が咲いた。

大竹は「高校時代、甲子園決勝でノーヒットノーランを達成して鳴り物入りでプロに来た。レッドソックスでも1年目から15勝を挙げる見事な活躍だった」と功績をたたえた。

東京・浜松町の文化放送スタジオ入りする前に常々大リーグの中継を欠かさずチェックしている大竹は「あの怪物が投げる球が、最後の試合はストレートは118キロだった。その表示を見たとき驚いた。155キロを投げていたあの剛腕が…。スポーツとは残酷な面もある」とボロボロになるまで投げきった姿に感動した。

水曜レギュラーの壇蜜(40)も1980年(昭55)生まれの“松坂世代”。最後のマウンドで見せた勇姿について「みんなジーンとした。いまも(映像を思い出して)ウルっときます」と同世代の頑張りに感動を覚えたという。