俳優小澤亮太(33)山田裕貴(31)が4日、都内でVシネクスト「テン・ゴーカイジャー」(中澤祥次郎監督)の完成披露舞台あいさつに出席した。

11年に放送された35作目のスーパー戦隊シリーズ「海賊戦隊ゴーカイジャー」の10年を記念したビデオ専用映画作品。この日、先行上映会が行われた。

10年ぶりに台本を手にし、小澤は「『ゴーカイジャー』と文字がついた台本が久々すぎて。10年で想像を絶する変動があって、試写では驚きの嵐でした」。山田は「役名の文字の並びを見て懐かしさが増して、このホンを僕らは51冊やり抜いたんだなと。またホンが読めるうれしさを感じました」と喜んだ。

キャストとも久々の再会となったが、「久しぶり感が全然なかった」と小澤。共演の池田純矢(29)は、10年前と変わらない山田の様子について「裕貴に『ねえねえ、あのギャグやってよ』って言ったら、10年前と全く同じギャグをやってくれた。キレキレだったよ」と目配せして笑わせた。

山田のギャグは、軽快にパンチのしぐさをしながら「キック!」と叫ぶもので、この日は観客の前でも披露。気に入った池田が別作品で使用したことを明かすと、山田は「このギャグはみんなのものだから」と満足げに笑った。

見どころについては「10年の時を経たスタッフの愛を感じつつ、こうやって集まれてうれしい。そろってみんなでやれたことがうれしい。懐かしんで見てもらえたら」と山田。小澤は「10周年で映画ができたことに感謝。懐かしさもあったけど新しい部分もあって、ゴーカイジャーを前から知る人も、これから知る人も楽しめると思う」と語った。

市道真央、清水一希、小池唯、中澤監督も登壇した。