乃木坂46が21日、東京ドームで「真夏の全国ツアー」ファイナル公演を開催した。4年ぶり2度目の東京ドームライブ。卒業生も増えて顔触れも変わったが、新世代も活躍してファンを魅了した。

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乃木坂46の全盛期はいつなのか。ここ数年、ファンや関係者の間でもよく話題に上るテーマだ。「レコード大賞をとった17年」「連覇した18年」「2年連続ドームツアーを開催した19年」「白石麻衣が卒業した20年」「今」などなど…。当然、人によって解釈は違うため正解はない。

円陣恒例の掛け声は「努力、感謝、笑顔、うちらは乃木坂、上り坂」だ。11年8月の結成以来、文字通り坂を上り続け、トップアイドルとなった。ただ、近年は中心メンバーの卒業も増え、ファンを悲しませるようなスキャンダルもあった。コロナ禍もあり、決して前向きなムードだけではなかった。

そんな中、20日の東京ドーム公演初日発表された初の日産スタジアムライブ(来年5月14、15日)には、「上り坂」に向けての強い気概を感じた。関係者によると、今回の東京ドーム公演にも多数の応募があり、グループ史上最大となる約7・2万人収容の日産も十分に埋まる見込みだという。

今後も生田絵梨花(24)や新内眞衣(29)らの卒業を控えてはいるが、年内には新たに5期生も加入予定だ。全盛期を「今」ではなく「まだまだこれから」にするべく、「チーム乃木坂」意思統一のきっかけになったような東京ドーム公演2日間だった。【横山慧】