女優土屋太鳳(26)がテレビ東京系ドラマスペシャル「優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ」(来年1月7日午後8時)で主演することが23日、分かった。

瀬尾まいこ氏が手掛けた「優しい音楽」(双葉文庫)をドラマ化。ラブサスペンスとヒューマンドラマの要素を兼ね備えた“家族”と“絆”の物語で、土屋演じる鈴木千波に一目ぼれする永居タケルを永山絢斗(32)が演じる。

同局で初主演する土屋は「事実を柔らかく包みながらも目をそらすことを許さず、深く優しく心に突き刺します。命を育む木が大地に深く根を張るように、この作品が突き刺すさまざまな思いが見てくださる方々の心の中で力強い根となり、命への新たなパワーを育むことを心から祈っています」とコメント。「全力で追いかけ、千波として生き、音楽の力を信じて、届けたいと思います」と意気込んだ。

永山は「豪華なキャストの中で自分の名前だけが場違いのようで震えていますが、出せる力を出し切って楽しんで演じたい」とし、「少し変わった2人の変わった恋愛の物語で、それぞれの境遇から起こってしまう感情の摩擦だったり、人間誰しもが持つ清濁の両面も大切に表現出来るよう尽力します」と気を引き締めた。