“最高級のメロンカップ”の異名を持つ草野綾(27)が11日、東京・書泉ブックタワーで、ファースト&ヘアヌード写真集「あめ色の空に」発売会見を開いた。草野は、ヘアヌードへの挑戦の意思は早い段階で固まりながらも、新しいことに挑戦した人を、たたく傾向にある日本の世論を考慮し、葛藤したと語った。

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草野は「写真集を出すのが、グラビアを始めた(際の)たくさんの目標のうちの1つ。作品は、なかなか出せてこなかった。自分の顔が書店に並ぶのが、今でも信じられない」と、7日に発売した写真集を出版できたこと自体に感謝した。お気に入りのカットを広げて「最高級のメロンカップを、イメージしてくれてるのかな? この衣装が、うちのメロンカップが盛れた衣装。しっとりセクシーを演出して頂いた」と喜びをかみしめた。

ヘアヌード写真集のオファーを受けた当時の心境を聞かれると「自分の中で、意思が固まっていた。お話し頂いただけで、やりたいと思った」と、ほぼ即断したと明かした。その一方で「日本の悪い文化…新しいことをするとたたく。ファンの不安も、あおっちゃうのかと思った」と、初写真集でいきなりヘアヌードをさらすという、あまり例のないことに挑むことへの批判と、ファンが離れるのではないか? という不安も覚え、葛藤したという。「すごい葛藤したんですけど、縁とタイミングかな…今、出すべきだと確信できた。周りの意見云々、かんぬんは置いておいて、自分のやりたいことをやろうと」と、出版に至った自身の内面を明かした。

グラビアを長くやってきただけに、ファンが悲しむであろうと一抹の不安も頭をよぎったという。それでも「『綾ちゃん(ヘアヌードを)何で出しちゃったの?』という声が多いと思ったけど、受け入れ態勢が大きい方ばかりで。『最初はショック、悲しかったけど、綾ちゃんのやりたい意思が全部伝わってきて、これからも応援するよ』という、良い言葉をたくさん頂いた。結構、意外でしたね」と、想像以上のファンの後押しに支えられたという。

全身をさらす覚悟を決めると「お話が決まってから結構、スピードでロケ日も決まった」という。その中で、体作りにはこだわった。「バストは落とさずに体のラインがきれいに言えるように食事制限、トレーニングは今までで1番、追い込んだ」と振り返った。

Amazonランキング1位と数字が現れたことで「自分に自信が付いた。周りの方と比べて自信がなくて、ネガティブなことを考えてしまう。でも、写真集を出して、こんなにもファンがおるんだと…。自信が持てる1つの要素になった」自慢の胸を張った。

“最高級のメロンカップ”と初露出のヘアに、どうしても男性の注目、視線は注がれがちだが、草野は「足とかお尻を褒めて頂けることが多くて、写真集でもお尻、足のカットを載せています」とアピールした。

今後の目標を聞かれると「1番、強いのが地元が北九州市で、地元をたくさん宣伝したいという思い。宣伝できる影響力を持ちたい。番組だったり…」と、ファースト&ヘアヌード写真集出版、Amazonランキング1位による知名度アップに期待した。その上で「皆さんの需要がある限りは、グラビアはやっていきたいですね」と宣言した。