今夏の第103回全国高校野球選手権大会の開会式で「栄冠は君に輝く」を熱唱した俳優で歌手の山崎育三郎(35)がナレーションを務めるABCテレビの高校野球スペシャル「甲子園がつないだもの」(関西ローカル)が29日午後11時40分から放送される。
昨夏はコロナ禍で大会中止。2年ぶりに復活した夏の甲子園は誰もが予想しなかった出来事の連続だった。“史上初”も相次いだ。
夏の長雨により大会日程は延期が繰り返された。史上最多の7度の順延。雨に泣かされ続けたが、多くの人の記憶に残る激闘となった大阪桐蔭対東海大菅生戦。グラウンドがぬかるむほどの雨に、打者のバットがすっぽ抜ける場面も。打球が止まり内野安打に。山口智久球審が両主将に声をかけ降雨コールドで幕を閉じた。この試合を球児たちが振り返る。無念さ、相手への気遣い、どんな感情があったのか。雨の中、両主将に声をかけた山口球審が言葉へ込めた、その思いに迫る。
新型コロナウイルスの影響で2校が出場を辞退。その中でも、唯一試合をすることがかなわなかったのが「宮崎商業」。苦渋の決断をした学校関係者、球児の思いが明かされる。その他も女子高校野球決勝初開催、決勝での智弁対決など裏側に迫る。
山崎は「21年最も心震えた瞬間、それは全国高等学校野球選手権大会の開会式で『栄冠は君に輝く』を歌わせて頂いたことです。昨年はコロナウイルスの影響で大会が中止。今年、念願の甲子園に立てる喜びに満ちあふれた選手の表情は忘れることができません。今回は、ナレーターとしてまた甲子園に関わることが出来て光栄です。あの時グラウンドで感じた思いを大切に挑みます」とコメント。
山崎とともにナレーションを務めるABCテレビアナウンサーのヒロド歩美は「大会は夏に行われますが、球児は季節を問わず野球と向き合います。だからこそ、多くの高校野球ファンから夏以外も熱闘甲子園を放送してほしいと声をかけられます。この番組では、甲子園が終わった後の3年生の表情と、思いを引き継いだ後輩の覚悟をご覧ください」と話した。



