日向坂46の渡邉美穂(22)がグループから卒業することが3日、分かった。公式ブログで発表した。7枚目シングル「僕なんか」(5月11日発売)の活動をもって卒業するという。

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19年2月の日向坂46改名後、卒業は3人目。17年8月加入の二期生からは初の卒業となる。先月30、31日に開催されたグループ初の東京ドーム公演「3回目のひな誕祭」にも出演していた。

ブログでは「今日は皆様にお伝えしたいことがあります。私、渡邉美穂は7枚目シングルの活動をもちまして日向坂46を卒業します」と報告。「17歳でグループに加入してから約5年間 大変お世話になりました。そして、これまで応援してくださった皆様本当にありがとうございました!」と伝えた。

「20代に入った辺りからなんとなく今後の人生について考えるようになり、それと同時に自分の進みたい道が見えてきました」と明かし、「“卒業”という言葉を意識しながら日々過ごし『本当にこれで良いのか、悔いはないか』と自問自答し続け、1年以上悩みました。たくさんの時間をかけ、周りの信頼できる方とも話し合い、最終的に自分の意思で決めたことです」と経緯を説明した。

「本音を言うと 大好きな日向坂46を離れるのはすごく寂しいです」と率直に伝え、「とっても温かくて居心地が良くて 皆と一緒にいる時間が本当に大好きです。この先もメンバーの隣にいられたら、どれだけ幸せだろうって。でも、始まりがあれば終わりがある。私はそれが皆よりちょっと早かっただけです」とつづった。

二期生では初の卒業で、「『早すぎる』って、きっと皆さんも思いますよね(笑)先輩方や同期よりも早く卒業することを、皆さんは何か不安に思うかもしれません。でもね、心配しないでください。ちゃんと前向きな卒業です!」と強調。「このグループで活動している中で目標を見つけ『よし、自分の足で踏み出してみよう!』って、前に進もうと思えたのです」とした。

さらに「元々、人前に出るのも苦手で、自分の思っていることをハッキリ言えないタイプでしたが… ここでたくさんの方と出会い経験を積んだおかげで、どんなことにも意欲的に取り組めるようになったし、それを楽しんでいる自分がいることにも気付きました。そんな自分の変化がとてもうれしいです」と感謝。「アイドルになって良かった~! ひらがなけやきも日向坂も 私の人生にとって大きな財産です!!」と記した。

渡邉は小1でバスケを始め、小学校と高校ではキャプテンも務めた、アイドル界きってのバスケ娘。高3の夏にけやき坂46(ひらがなけやき=現日向坂46)の二期生オーディションに合格した。明るいキャラクターでバラエティー番組などで活躍し、ソロでのドラマ出演経験もある。今月23日からは、ヒロイン役を務めるドラマ「グッドモーニング、眠れる獅子」(ひかりTV)の放送や配信も控えている。