NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の8日に放送された最終回、第112話の平均世帯視聴率が19・7%(関東地区)だったことが11日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高記録は第96話の19・5%だった。個人視聴率は11・2%だった。

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同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれた。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じた。

あらすじは、ひなた(川栄李奈)とるい(深津絵里)は、再び来日した安子であるアニー(森山良子)と再会。そこでひなたはアニーから驚きの誘いを受ける。米国の大学で英語と映画の勉強を本格的にしてみないかというものだった。ひなたにとってアニーは「驚きの女神」だったのだ。

そして時は流れ、それぞれの人生にさまざまな変化が…。ラジオ英語講座とともに歩んだ家族の100年の物語がついにフィナーレを迎えた。