世界的に人気の音楽グループBTSのメンバー、RM(27)を含む6人が29日午前、米国ワシントンDCのホワイトハウスでバイデン大統領と会談するため、韓国・仁川国際空港から渡米した。韓国の複数メディアが出発の様子を報じた。

28日はJUNGKOOK(24)が先に出発。この日はリーダーRMを始め、V(26)J-HOPE(28)SUGA(29)JIN(29)JIMIN(26)がそろって出発。報道関係者、ファンであふれ返った空港ロビーは騒然。多数のフラッシュを浴びる中で手を振りながら出発ロビーを歩いた。

出国手続きの際には、J-HOPEとJINがじゃんけんをして負けた人が手荷物を持つようなゲームを展開。JINがじゃんけんに負けたとみられ、J-HOPEのかばんを持つようなシーンも見られた。

ホワイトハウスは米国時間の26日に、BTSのメンバーを大統領の個別の要請で招待することを発表。メンバー7人は31日にホワイトハウスでバイデン大統領と会談する。米国社会で深刻な「アジアン・ヘイト」をはじめとした人種差別問題の解決へ向けた方策、多様性を醸成する環境作りについて話し合うという。

ホワイトハウスを発表を受ける形で韓国の所属事務所HYBE(ハイブ)は「招待を受け、大きな光栄です」とコメント。「包容と多様性、アジア系へのヘイトクライム、文化・芸術全般にわたって多様な話を交わすことができることを期待しています」と声明を出している。