英歌手サラ・ブライトマンが29日、東京・日本外国特派員協会で来日会見を行い、コンサート「クリスマス・シンフォニー」を日本で初開催すると発表した。会見には、同公演にゲスト出演するYOSHIKIも出席した。

19年以来の来日となるブライトマンは「新型コロナウイルスの困難な時期を考えると、日本に戻ってこられてうれしい」と笑顔。18、19年のワールドツアーにもYOSHIKIをゲストとして招いており「格別なゲストとして迎えられる。再びコラボレーションできることがうれしい」と対面を喜んだ。

YOSHIKIはブライトマンのための新曲を制作中で、ツアーでのお披露目を計画しているという。観客の前でのパフォーマンスは、19年12月に大阪ドームで行われたKISSの来日公演にゲスト出演した時が最後で「サラのツアーが、私にとって(コロナ禍後)最初のツアー。2年間コロナ禍にあって、だんだんツアーが再開されて新鮮な気持ち。楽しみにしています」と話した。

会見では音楽の力についても語り、ブライトマンは「この数年はパフォーマンスができず、音楽がいかに大事か気付いた」。5月に亡くなった実母の四十九日のタイミングでもあったYOSHIKIは、喪失感を感じる中でも「音楽をやることは助けになったし、SNSも助けになった。ファンの方にとって私の音楽がサポートになっていると聞いたし、それは私にとっても助けになりました」と感謝を語った。

来日公演は11月24、25日に東京国際フォーラムホールA、27日に東京ガーデンシアター、28日に愛知県芸術劇場大ホール、30日にグランキューブ大阪、12月1日に大阪・フェスティバルホールで開催される。