劇団EXILE町田啓太(32)が4日、東京・フジテレビで、同局系新ドラマ「テッパチ!」(6日開始、水曜午後10時)の囲み取材に応じ、ゴールデン・プライム帯の連ドラ初主演の意気込みを語った。

陸上自衛隊を舞台に、青年たちの成長と熱き思いを描いた物語。町田が演じるのは、高校時代はラグビー部のエースとして活躍するも、けがで断念。卒業後も定職に就かずフラフラした人生を送る中、ひょんなことから“やけっパチ”な気持ちで陸上自衛隊の候補生となり、自衛官を目指す主人公の国生宙(こくしょう・ひろし)役で「人と向き合うことを避けてきた人間が、家族のような一体感を大事にする自衛隊の組織に入った時にどうなるのか。やけっパチから、“テッパチ(鉄帽)”をかぶれる一人前の自衛官を目指す成長を意識して演じています」と話した。

ゴールデン・プライム帯の連ドラでは初主演。町田の主演っぷりに、共演の北村一輝(52)は「自分のことより全体像を考えていて、客観視もできているので、大丈夫だなと。その雰囲気作りは、人間同士でドラマを作っていく中ですごく大事なことで、見ていて気持ちいいです」。白石麻衣(29)も「町田さんがいると現場も明るくなりますし、お芝居でもたくさん引っ張っていただけるので、すごく助かってます。頼りになるので、ついていこうと思います!」。

佐野勇斗(24)からも「周りを輝かせされる方がスターなんだなと実感しています。筋肉の付き方も異常で、人一倍陰で努力されているんだなと。背中を見て頑張らないとって思いますし、この作品をより良くしたいと思えるのは、町田さんの存在あるからです」と話すと、町田も「あとで、あめ渡すね!」と照れていた。

また、この日は町田の32歳の誕生日。取材前に、共演者らから祝福されたといい「野太く、パワフルな『ハッピーバースデー』を歌っていただいて、すごく感激しました。プレゼントでひたすらササミをいただいたので…。ドラマもまだあるので、まず32歳の最初は、筋肉質な年を過ごすのかなと思います」と笑顔。さらに「夏にピッタリなドラマです。見たときに、自分も何かやってみようかなというエネルギーに返還してもらえたら、意義があると思っています。回を追うごとにどんどん熱量が高まっていくので、ぜひ初回を見ていただいて、僕らのドラマへの思いを感じてほしいです」と主演らしく呼び掛けた。