NHK大阪放送局の小池英夫新局長(61)が7日、同局で定例会見を行った。“ブギの女王”笠置シヅ子さんをモデルに描く来秋開始予定のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」について「人と人が当たり前の影響し合い、激動の時代を生き抜く主人公の姿に共感が広がれば、うれしく思います」とコメントした。

物語は香川に生まれ、大阪育ちのヒロイン鈴子が、道頓堀の歌劇団で稽古に励み、戦後のスター歌手へと成長する姿を描く。笠置さんの大ヒット曲「東京ブギウギ」などの名曲も登場する。小池局長は「私も東京ブギブギを聴くと、自然に心が弾みます。ドラマをみて、心が弾み、朝に元気を届けるドラマになってほしい」と期待を寄せた。

ヒロインはオーディションで選考するが、福岡利武制作統括は「歌って、踊って、イキイキと演じていただける、新しい力強いヒロインを見つけたい」と話した。来春にクランクインの予定。