お笑いコンビ、ナインティナイン矢部浩之(50)が「テレビ朝日・ABEMAワールドカップキャスター」に就任したことが10日、テレビ朝日から発表された。

11月21日に開幕するサッカーの22年W杯カタール大会は、同局がグループステージ第2戦の日本対コスタリカ(11月27日)など10試合を、ABEMAが64試合を無料生中継する。矢部はこれらの中継でキャスターを務める。

矢部は高校時代にサッカー部に所属。02年から18年以上も同局系のサッカー番組「やべっちF.C.~日本サッカー応援宣言~」のMCを務めるなど、サッカー愛にあふれ、サッカー界とのつながりも深い。プライベートでも、1998年のフランス大会から2018年のロシア大会まで、6大会連続で現地観戦をしている。

◆矢部浩之のコメント

初めて「テレビ朝日・ABEMAワールドカップキャスター」への就任のお話を聞いた時は、ちょっと震えましたね。家で、国歌斉唱の時の選手たちのように、胸に手を当てて目をつぶってしまいました。改めて、今回のワールドカップも日本代表を応援できるんだと、非常にうれしかったです!

テレビ朝日系列では全10試合、「ABEMA」ではワールドカップ全64試合を生中継ですか。もう、救世主ですよね。「ABEMA」は、自分のスマホやパソコンでも見られるんで、僕も移動中とかに見るかもしれません。サッカーファンはもちろん、興味がない方もその場で見られるので、日本代表の応援にはとてもいいのではないでしょうか。

今回は、厳しいグループに入ったとは思っていますが、とにかくまずは、初戦であるドイツ戦が大事。勝てれば最高なんですが、ドローでもすごいなと思います。それで、先々の試合の展開が変わってくるんで。達成できる可能性は十分あると思っています。

強いと言われている国が、ガタガタと崩れていく姿が、個人的には好きなんですよね。サッカーって、何か1つボタンを掛け違えたら崩れていくスポーツなので、そういう意味では、日本代表にも大いにチャンスがあると思っています!

特に今回は、通例の6月開催ではなく、初めての11月開催じゃないですか。国によっては、コンディションも全然変わってくるんじゃないかなと思っているんです。それが、日本代表にとっていい方向に向けばいいですね。