鈴原りこ(30)が4日、東京・ブックファースト新宿で初&ヌード写真集「やわらかく、あたたかい。」(講談社)お渡し会を開いた。会の前に囲み取材に応じた鈴原は、写真集について「私の、全部を見せている」と強調した。

写真は故郷の山形と、千葉の2カ所で撮影した。高卒後、介護士を始めて職歴12年目の”ベテラン”の一方、アイドルは26歳でデビューという遅咲きながら、3年で10枚以上のDVDをリリース。介護の現場で磨かれた「ホスピタリティ」と「飾らない笑顔の癒やし感」、ムチムチのボディが相まって年上男性を中心にファンが急増したが「DVDは役が入っていて自分じゃない」と断言。その上で「普段の私、全部を見せていると思っているので、私を知ってもらうために、自分そのものを見て、もっと知ってもらえたらと思う」と、写真集の魅力をアピールした。

家族や友人からも、写真集には等身大の姿が写っていると好評だという。鈴原は「家族もお友達も『見たよ』って報告してくれて。『普段の私だね』って言われることが多いし『ヌードであることよりも、普段の私がいっぱい載っているのが良いね』って」と言い、笑みを浮かべた。

友人や家族の感想通り、たわわな巨乳を全開にした入浴ショットも、セクシーさより、かわいらしい笑顔の方が印象的だ。鈴原は、やや山形弁が残ったイントネーションで「笑顔を見せたいという、希望通りにしてもらえたと思う。自然な笑顔の中でも、これは普段の私だなというのが、お気に入り」と、ゆったりとした口調で語り、笑みを浮かべた。

一方で、若い世代も昨今、貯金を重視する時代ながら、宵越しの銭は持たないタイプだという。「貯金は人並みほどしてはいるんですけど、いつ死ぬか分からない状態で、いつ使うか分からない貯金をするよりは、今したいこと、使いたいことに使う。いつ死ぬか分からないから、使っちゃう感じ」と笑った。その上で、友だちからも「『好きに使って、仕事も確かに忙しいですけど、悔いのないように生きているので楽しそう』って言われます」と明かした。