タレントの中山秀征(55)が15日、都内で、「ファイントゥデイ資生堂 パラリンアートコンテスト表彰式」に登壇し、同コンテストへの思いを話した。

一般社団法人障がい者自立推進機構理事を務める、中山は「障がい者の方にもひとつでも多くの機会を設けられることに感謝します」とあいさつし「より多くの皆さんにこの活動を知ってもらえるように頑張りたい」と意気込んだ。

最優秀賞を授与された、Koueiさんの作品に「私たちが普段流してしまう部分にしっかり気付いて、心のきれいさが出ていて、すばらしいです」と絶賛。

同コンテストの参加者に「才能があるのに自分だけで終わってしまう方、そのまま埋もれさせてはいけないと思う。皆さんに見てもらった方が良い」と話し、自身の経験も踏まえて「『気持ちが晴れた』『嫌なことが忘れられる』という言葉を聞くと、やりたくてやってたけど、やっていて良かったと思えることがあります」と今後の参加を呼びかけた。

同コンテストは、障がい者が持つ才能を広く世界に発信し、社会参加と経済的自立を支援。今回のコンテストテーマは「今日の空」として、184作品の応募があった。