芥川賞作家の平野啓一郎氏(47)が28日、ツイッターを更新。憲政史上最長政権を築いた安倍晋三元首相の国葬をめぐり、「彼の民主主義の破壊と無責任な誤魔化しの手法をこそ『葬る』べき」と私見を述べた。

国葬は賛否が割れたまま27日に営まれ、自民党の萩生田光一政調会長は「国民のみなさんに、政府の取り組みへの思いが上手に伝わらなかったのかなという反省がある」と述べた。

安倍氏の国葬については「法的根拠もないまま、政府が勝手に一人の政治家を権威化しようとしている」と批判し、反対の立場を示してきた平野氏は、萩生田氏の発言を受け「『政府の思い』などという情緒的な話ではなく、法的根拠もなく、国会を無視して政府が勝手に国葬を決め、強行したことが問題」「国民が『政府の思い』を理解し、同意する一体化を理想と考えているなら深刻な政治観。気持ち悪いとしか言いようがない」と批判した。

続くツイートでは、「憲政史上最長政権などというが、本来なら議員辞職すべき問題を散々繰り返した政治家であり、その政権がそんなに長く続いたことこそが問題」と指摘。旧統一教会をめぐる問題にも言及し、「カルトとの癒着のキーパーソンであり、彼の民主主義の破壊と無責任な誤魔化しの手法をこそ『葬る』べきで、最低でもカルトの支援で当選した議員は辞職すべし」とした。