笠原秀幸(39)が7日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で行われた映画「とべない風船」(宮川博至監督)公開記念舞台あいさつに登壇した。

劇中で親友同士を演じた主演の東出昌大(34)と、クランクイン2日前に初対面した際に「明日、結婚するんだ!」と、妻の元AKB48、NGT48北原里英(31)との結婚を告白したことで、うち解けられたと明かした。

笠原は「お会いしたのも初めて。撮影2日前に、2人きりでご飯に行って…緊張、ありましたね?」と、東出に呼びかけた。東出から「ただただ、お好み焼きが焼ける音が聞こえて…」と返ってくると「親友役…何か話さなければと『僕は明日、結婚するんだ』と。独身最後の夜のご飯は、東出君とのお好み焼き」と笑った。

そして「結婚ほやほやの、新婚のまなざしも、あるかも知れない。人生の転機になることが広島で起きて、東出君も『おめでとうございます』と…そこから、うち解けて」と振り返った。撮影は、広島県呉市や江田島市などでオールロケで行われた。笠原は21年9月29日に北原との結婚を発表したが、婚姻届を提出したのは同28日で、笠原と東出との食事は同27日夜だったとみられる。

「とべない風船」は、瀬戸内海の小さな島で、数年前の豪雨災害で妻子を失って以来、自ら孤立している漁師の憲二(東出昌大)は凛子(三浦透子)に出会う。疎遠の父繁三(小林薫)に会うために来島した凛子も、夢だった教師の仕事で挫折を味わい、進むべき道を見失っていた。凛子は島の生活に心身を癒やされていくが、憲二の過去を知って胸を痛める。最初は互いに心を閉ざしていた二人は、あたたかくておせっかいな島の人々に見守られ、少しずつ打ち解けていく。豪雨災害からの復興が進む瀬戸内海の島を舞台に、恋人でも家族でもない一組の男女のぎこちなくもやさしい交流を通して、傷ついた心の癒やしと再生を描く物語。

広島を拠点にCMディレクターとして活動する宮川監督が、2018年(平30)の7月豪雨の体験を元に、人々の経験を風化させないようにと脚本も担当し製作。22年12月1日から広島で先行で公開されている。