「THE SECOND~漫才トーナメント~」で優勝したギャロップが29日、都内で「幕張ビーチ花火フェスタ2023」開催発表記者会見に出席し、複雑な胸の内を明かした。初代王者となり、29日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜午前10時)に出演するなど露出が増えているが、反響はいまひとつだという。

林健(45)は「想定内」と言い「『THE SECOND』優勝してから初めて劇場に出たときも『あ、やっぱなんもないわ』みたいな。おじさんが1人声を上げてくれたら釣られて、周りは一応言おうとしてくれてた人はいるけど、言い出すのは嫌だって感じはあった」と打ち明け「M-1感覚ではない」と続けた。

優勝後の変化について、毛利大亮(41)は「新大阪駅のタクシー乗り場で、囲まれました」と話す一方で林は「僕は囲まれないですよ。劇場の裏で(写真を)撮ってくださいっていうお母さんがいて、娘さんに『撮ってもらい~』といって、お母さんは『私はいいです』っていうけど、娘さんが撮ろうとしなくて泣いてて。誰が幸せなん? そんなんばっかりなので」と語った。「逆にこられると、いいんですか? ってなる」と話した。サインを求められると、寄せ書きを想定して小さく書くと、ファンから「え、1枚なのに」と言われるという。「小さく書いて当然だと思っている」と嘆いた。

「幕張ビーチ花火フェスタ」第45回千葉市民花火大会が8月5日に開催される。コロナ禍前の2019年まで国内最大級となる約2万発の打ち上げ数で、約30万人以上が来場する。同規模による開催は4年ぶりとなる。