2020年に英王室を離脱してから3年が経過したヘンリー王子(38)の「殿下」の称号が、ついに英王室の公式サイトから削除された。公務から退き、王室を離脱した王子は、王族の敬称である「ロイヤルハイネス(殿下・妃殿下)」の称号を失うことが発表されていたが、その後もホームページでは王子の紹介に殿下の称号が付いたままだった。

米ピープル誌によると、英エクスプレス紙が4日にこの事実を指摘する記事を掲載した後、8日にホームページが更新されて殿下の称号が消えて「公爵」に書き換えられたことを確認したという。王子は現在、「サセックス公爵ヘンリー」、メーガン妃は「サセックス公爵夫人メーガン」に修正されている。英サン紙は、王子がイベントに出席するため東京に到着した数時間後に、殿下ではなくなったことが明らかになったと伝えている。

エクスプレス紙は、昨年9月にエリザベス女王が死去して以降、王室のホームページは全く更新されておらず、女王は依然として「現君主」と紹介され、チャールズ国王は「プリンス・オブ・ウェールズ(皇太子)」の称号のままだと伝え、王子の称号以外にも公式サイトに誤りが多いと報じていた。王室は、同紙への声明でエリザベス女王の死去を受けて定期的に情報を更新しているものの、5000ページ以上の情報が含まれているため、全てのプロセスが完了するまで一部のコンテンツは古くなっている可能性があると説明している。

一方、妻メーガン妃抜きの単身で来日した王子について、「ファンからの注目を楽しんでいるように見える」とボディーランゲージの専門家の意見を伝えている。また、一見幸せそうな振る舞いは、不安を感じていることを示唆していると考えられるとも指摘し、母である故ダイアナ元妃に似ていると報じている。王子は8日、黒いポロシャツに妃と共に立ち上げた財団アーチウェルのロゴが入った野球帽をかぶり、笑顔で羽田空港に到着する様子が伝えられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)