ジャニーズ事務所が29日、公式サイトを更新し、ジャニー喜多川前社長(19年に死去)の性加害問題を巡り、同事務所が設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」(座長・林真琴前検事総長)が作成した、同事務所のガバナンス上の問題点の把握及び再発防止策の策定・提言に関する調査報告書を公表した。原因として「ジャニー氏の性嗜好異常」などを挙げた。
同チームは「1970年代前半から2010年代半ばまでの間、多数のジャニーズJr.に対し、長期間にわたって広範に性加害を繰り返していた事実が認められた」と報告した上で、原因を4つあげた。まず「ジャニー氏の性嗜好異常」。さらに「メリー氏による放置と隠蔽」とし、ジャニー氏の姉の藤島メリー泰子名誉会長(21年に死去)の名も挙げた。さらに「ジャニーズ事務所の不作為」「被害の潜在化を招いた関係性における権力構造」とした。
この日、「再発防止特別チーム」が、都内でガバナンス上の問題の調査結果報告書と、再発防止策の提言書に関する記者会見を東京都内で開くが、会見に先だっての公表となった。
特別チームは5月26日に組成され、被害申告をした元所属タレントらにヒアリングを実施するなどした。ジャニーズ事務所も提言を受けた後、「できるだけ早く」今後の取り組みなどを記者会見で説明するとしている。



