NHKは20日、俳優草なぎ剛(49)主演の「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」を12月16日土曜、同23日土曜(ともに午後10時)に放送すると発表した。また、遠藤憲一(62)、松本若菜(39)、橋本愛(27)も共演することも合わせて発表された。

▼遠藤憲一コメント

遠藤は何森(いずもり)稔役を演じる。昔気質で一匹狼の刑事。管内で発生した殺人事件を追う中で、17年前の事件との関係に気が付く。

-撮影を終えて

「脚本と原作を読んで一気に興味が湧きました。ヒューマンドラマとサスペンスが見事にミックスされた作品です。以前から共演したかった草なぎ剛君と共演できたのもうれしかったです。奥行きのある脚本、監督の緻密な演出で力強い作品になっていると思います」

-ろう者との共演について

「オーディションを勝ち抜いたろう者の方々の演技が素晴らしいです。待ち時間には楽しくやり取りして、いろんなことを教えてもらいました」

-手話について

「私は刑事の役で手話をすることがないため事前に学びにいくことはありませんでしたが、現場でたくさん言葉を教えていただきました。豊かな表現力でお話しされる皆さんとのひと時が楽しく、現場に向かう毎日がとても楽しみでした」

▼あらすじ 仕事と結婚に失敗した荒井尚人(草なぎ剛)。家族や恋人に心を開けないでいるのだが、生活のため唯一の技能を生かして就職活動をはじめる。その技能とは“手話”。彼は耳が聞こえない両親をもつコーダ(Children of Deaf Adults)だったのだ。そして彼は手話通訳士として働くことに。やがて仕事にも慣れ、新たな生活を送りはじめた尚人のもとに届いた依頼は法廷でのろう者の通訳。この仕事をきっかけに、尚人は自身が関わった過去のある事件と対峙(たいじ)することに。現在と過去、2つの事件の謎が複雑に絡みはじめる。脚本は高橋美幸氏、音楽は原摩利彦が務める。