ジャニーズ事務所が2日、創業者ジャニー喜多川氏(19年死去)の性加害問題をめぐり都内で会見を行った。この日、岡田准一(42)が同事務所から退所する見込みであると日刊スポーツが報じたことを受け、言及した。
会見ではファンクラブで名称を公募する新会社設立を発表。現在所属タレントはそれぞれの意思に応じてエージェント契約を結んでいくとした。かつて岡田とV6のメンバーとしてともに活動していた井ノ原快彦は「(岡田と)連絡とっています」とほほえみ「我々は何も変わらないので、関係性は。会社があって出るとかそういうことは関係ないよねということしていて。(新会社での)エージェント契約にしていく、そうした自由度もあると感じていますし」と語った。さらに「退所するのか?」と加えて質問されると「これから本人からしっかりと発表していくと思いますので」と語るにとどめた。
その他のタレントの動向についても「ファンクラブのファンのみなさんに最初にお伝えしていく」とした。東山紀之社長も「自分たちの声でファンのみなさんに伝えたい気持ちが強いと思いますので」と話した。
複数の関係者によると、岡田は11月で退所する意向を周囲に伝えているという。NHK大河ドラマ「どうする家康」で織田信長役を演じて話題になるなど、俳優業で活躍し事務所の中心的存在の退所発表となれば、大きな衝撃となる。