フリーアナウンサー古舘伊知郎(68)が17日、YouTubeチャンネルを更新。74歳で亡くなったアリスのリーダーでシンガー・ソングライターの谷村新司さんとの思い出を振り返り、追悼した。

古舘は「本当にあの方にはお世話になりました」と、高校時代には谷村さんが70年代にパーソナリティーを務めたラジオ番組「セイ!ヤング」を愛聴し、芸能界に入ってからは「夜のヒットスタジオ」などの歌番組などで多数共演。「本当に優しいんですよ、谷村さんって。裏表がない。みんなに優しくマイルドにニコっと笑って接してくれて。なんとも言えない心地よさが谷村さんと話しているとありました」「緊張を解いてくれる、菩薩様みたいな感じでした」と人柄をしのんだ。

また、谷村さんから聞いたという「いい日旅立ち」に関する秘話も。谷村さんが山口百恵さんに書いた代表曲で、1978年に国鉄(当時)のキャンペーンソングとして制作された楽曲だが、協賛スポンサー企業の「日本旅行」および「日立」の社名もなんらかの形で入れて欲しいといった旨の要望を受けたという。古舘は、「俺が谷村さんだったら断りますね。『自由に作らせてくれない?』って。結果OKして谷村さんは『いい日旅立ち』っていうタイトルにしたんですよ。旅のコンセプトだからピッタリ。そこに『日本旅行』と『日立』が入ってるんですよ、知ってました?」と紹介。「すっごい綱渡りのような、あらゆる人の言うことを聞いてあげた上で名曲って放り出されるんだなといたく感激した覚えがある」と語り、「谷村さんは本当にいい旅立ちをしたと思いたい」と悼んだ。