東京国際映画祭が1日、閉幕し都内でクロージングセレモニーが開かれた。稲垣吾郎(49)の主演映画「正欲」(10日公開)の岸善幸監督(59)が最優秀監督賞を受賞し、作品も観客賞を受賞し2冠を獲得した。稲垣は、コンペティション部門に主演映画3作が出品され、常連となっているが、18年「半世界」(阪本順治監督)と22年の前回「窓辺にて」(今泉力哉監督)に続き2年連続で主演3作全てが観客賞を受賞。邦画の同賞受賞は、20年「私を食い止めて」(大九明子監督)21年「ちょっと思い出しただけ」(松居大悟監督)に続き4年連続。

「正欲」は、直木賞作家・朝井リョウ氏の同名小説を実写映画化した作品。稲垣がマイホームを持ち妻と子を養う横浜検察庁に務める検察官、新垣結衣(35)は特殊な性癖を隠す契約社員を演じた。岸監督は「監督作4作目で、励みになります」と感激した。

最高賞「東京グランプリ」は中国映画「雪豹」(ペマ・ツェテン監督)が受賞した。