過去にネット上で殺人事件の犯人だと書き込まれ、長年に渡り誹謗(ひぼう)中傷を受けた経験を持つタレントのスマイリーキクチ(51)が29日、自身のX(旧ツイッター)を更新。かつてのデマを今もなお信じ込む男性との会話内容を明かした。

キクチは現在、ネットの危険性やモラルなどについての講演活動も行っているが、「講演後に1人の男性が『あなたは殺人事件と本当に何の関係もないの?』」と声をかけてきた出来事について切り出した。

「全くないです」と返答するも、男性は「それはない、そうじゃなきゃあんなにネットでやられないでしょ!」と決めつけるようにキクチを疑ってかかってきたという。キクチは「それがネットの中傷です」と説明したというが、「『いや何かあるよ、納得いかない』と不満気に帰った」と男性の反応を記し、「教職員向けの講演会での出来事」だと振り返った。

フォロワーからは「『開いた口がふさがらない』とはこの事ですね。こんな人間に教職員になる資格はありません」「火の無いところに煙は立たない理論の最たるお方。ネットの中傷は火も無いのに立てる場所だともっと知って欲しいですね」「今でもなお、そのような言動を呈される人がいるとは…。しかも教職員。この教職員のもとにいる子供たち、学生たちが可哀想」などといったコメントが寄せられた。

なおキクチはこの投稿に、総務省の有識者会議がSNS上の誹謗(ひぼう)中傷投稿への対策として、プラットフォーム運営事業者に対する悪質な投稿の削除対応等についての報告書を取りまとめたとの報道記事を貼り付けて周知した。

キクチは過去に東京・足立区で起きた「女子高生コンクリート詰め殺人事件」に関与したなどとネットに書き込まれたことで、10年以上にわたっていわれなき誹謗中傷被害を受け、11年にはその経験をつづった「突然、僕は殺人犯にされた-ネット中傷被害を受けた10年間」を出版し話題になった。